日記

モラトリアムの延長に必死な大学生の愚痴

過食と拒食

高校生の頃、テレビで過食嘔吐の人や拒食症の人をよく目にした。

なぜ食べたものを吐くのか、なぜお腹がすいているのにご飯が食べられないのか訳が分からなかった。

変わった人がいるもんだって不謹慎だけど面白かった。

 

 

大学生になり、ガリガリだった私は楽しくて楽しくてでミルミル肥えた。

身長160㎝、体重58㎏。

 

嘘つきました。60㎏ありました。BMI23.4375。

BMI25以上で肥満らしいけどそんなの嘘。

 

デブって言われるようになったし、前の方が良かったって言われるようになった。

少しぽっちゃりさんだねって。女性らしくていいんじゃない?って。最近の子は細すぎるから、そのくらいがちょうどいいよって。

 

馬鹿にしてんだろ、誰目線だよ、何勝手に私の事庇ってんだよ。

そこで気が付いた。

 

 

私は、太って、みんなにフォローされるくらいダメな容姿になったんだと。

絶望に近いものを感じた。それとも、後悔かな。

 

 

 

自分がすごく醜いものになって、恥ずかしくて、でも食べることはやめられなくて恥ずかしくて過食になった。一日にパンは10個くらい食べたし、チョコの板も三枚は食べてた。完全に悪循環。

 

そして、どんどん太って(この時、体重計が怖くて乗ってないから何㎏まで到達していたかはわからない。)、太って、太って、自分が汚くて、、、

 

 

 

そして吐き始めた。食べて吐いた。

 

焼き肉の食べ放題に友達と行って、トイレに行くふりをして吐いた。

ガストでミックスグリルにパフェとかライス大盛りとか、いっぱい食べて吐いた。

袋めんが五個くらい入ってるやつを全部食べて吐いた。

スナック菓子を5袋くらいとカップ麺とシュークリームを何個か100円ローソンで買って家で食べて吐いた。

 

 

吐いた後は、悲しいような、嬉しいような、形容しがたい優越感のようなものを感じていたと思う。どちらかというと陽の気分だった。

 

 

そんな生活が半年ぐらい続いて、お金の無駄だなって。もっと、別のことに使おうと思って、食べることをやめにした。

 

不思議なもので、案外すぐに過食はやめることができた。

胃までは大きくなっていなかったのかな。

 

しかし、食べ物は嫌なものという考えが抜けなくて、

どんどん食べる量が減って、減って、減って、

 

 

そして、拒食になった。

 本当に面白いくらい食べるのが嫌になってた。

 

一日で、お米を二口、お茶2ℓ、自分で作ったトマトスープ二杯くらいだった気がする。

バイト終わりに、おなかがすきすぎて、マックのグラコロを買ったけど、なんにも食べられなくて、捨てたのを覚えている。

食べないから、やる気も出ないし、イライラするし、最悪だった。

ふとした瞬間に涙が出ることもあった。

 

 

ただ、何か月か経った頃に、友達が、やばいよ、ご飯食べに行こうって誘ってくれて

 

いろんな話を聞いてもらった。

 

 

痩せたら、なんとなく家族関係とか、友人関係とか、恋愛とか、何より自分が変わる気がしていたこと。

自分の容姿が醜くて、汚くて、嫌いなこと。

人に笑われている気がすること。

自分に価値がないから、価値が欲しいこと。

そして、ご飯を食べたいこと。

 

その子は何にも文章は話さず、ただうんうん、そっか。うん、そうだね。って聞いてくれた。優しかった。

 

こんな私の話を聞いてくれるんだって、とっても嬉しかった。

 ここからの立ち直りは早くて、生命力の強さを感じる。

その後、とりあえず実家に帰って少しづつ食事をとるようになった。(実家の力はすごい。とても精神が安定するのを感じた。その時、自分の精神の弱さがわかった。)

 

私は高校生の頃見ていたテレビの方々よりもずっと軽症で、病院にもかからなかったし、もしかすると過食嘔吐とか拒食症と名乗れる程のものではないかもしれない。

しかし、自分への今後の戒めとしていくつか書いておきたい。

  • 私が漠然とうまくいかないことを自分の容姿のせいにしたように、日常を歩んでいるつもりでも、気づいたら歯車が歪んでいて、それを全部何かのせいにして、逃げてしまうことは誰にでもあること。
  • でも、とりあえず悩み云々の前に自分の衣食住がきちんと整理されているかを考えよう。環境を整えないと、問題を解決できる心は生まれないし、誤った判断をしてしまう。
  • 痩せてても、太っていても、人になんて言われようと、いつだって私は私で、根拠なんかなくても自信なんて勝手に持っていいこと。
  • 実家はすごい。これは一番重要。

 

元気に生きていきたい。